愛媛県・波方波方国家LPG基地 地下岩盤貯槽建設工事

本邦初となる水封式地下岩盤タンク方式を採用

事業カテゴリ
産業設備
施工日
2010.08

2000年3月に立地が決定し、1998年12月に設立された建設の推進母体となる国家石油ガス備蓄会社により建設が開始されました。2004年国家備蓄事業の体制移行により、同社の事業を承継したJOGMECが、国からの委託事業として建設工事を継続し、2013年3月に完成しました。
倉敷基地と同様、石油ガス備蓄では本邦初となる水封式地下岩盤タンク方式を採用しており、国家備蓄石油ガスの受け入れについては2016年12月に完了、現在約45万トンの石油ガスが保管されています。貯蔵容量45万トンは、一つの基地としては世界最大規模となっています。

波方国家LPG基地
Facility

愛媛県・波方波方国家LPG基地

波方基地は約45万tのLPガスを貯蔵できる国内最大の規模を誇ります。しかも「水封式地下岩盤貯蔵方式」では世界最大の大きさになります。

Data
発注者
千代田化工建設株式会社
用途
石化石油ガスを貯蔵する国家備蓄基地(水封式地下岩盤タンク方式)
規模
敷地面積:約90,600坪/施設容量:約45万トン、プロパン30万トン(1基)、ブタン・プロパン兼用15万トン(1基)

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